道警の現職警察官やOBが出版社「EDU―COM(エデュコム)」(東京)の昇任試験対策問題集に執筆し、報酬を受けていた問題で、高額な報酬を受けた道警幹部少なくとも7人が、道公務員倫理条例で義務づけられた「贈与等報告書」を提出していなかったことが分かった。未提出分は判明分だけで計59件、総額400万円に上る。条例違反は地方公務員法が定める懲戒処分の対象になる可能性がある。

 同条例は、警察官を含む管理職の道職員が1回5千円を超える報酬や物品などを受け取った場合、1回ごとに「贈与等報告書」を任命権者に提出するよう定めている。2万円を超える報酬の報告書は、閲覧することができる。

 同社の内部資料には、道警現職やOB75人が計859万円を受け取ったと記載されていた。このうち、2万円を超える報告書の提出義務があったのは、少なくとも、道東の警察署長や札幌方面管内の警視ら現職6人と、当時方面本部の参事官だったOB1人。7人の報酬計400万円のうち、1回当たりの最高額はOBの29万700円だった。

残り:398文字/全文:843文字

01/11 05:00 北海道新聞
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/265821

関連スレ
【公務員副業】警察文書、出版社に流出 「取扱注意」23件 守秘義務違反か 警察官昇任試験問題集、執筆料問題
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1546988006/
【公務員副業】「小遣い稼ぎだった」警察官昇任試験問題集、執筆認めた警官たちの”言い訳” 最高額は1500万円超
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1546930915/
【公務員の副業】警官467人に執筆料1億円超 副業禁止抵触か 昇任試験問題集の出版社
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1546903345/