60年前に祖母が誂えた着物(訪問着や小紋から大島や結城などの紬まで)を孫の自分がいま着ているから、100年持つというのはあながち間違いではないと思う。
機械でなく人の手で、手間をかけて作られたものは、きちんと手入れすれば長く着られる。
使い捨て感覚のファストファッションは品質も形も1年持たない。
伝統工芸としての着物は、日本の素晴らしい染織技術を持っている職人の保護は必要だと思う。

伝統工芸的な着物ではなく、消費者の無知につけ込んでプリントの粗悪品振袖を撮影とセットで高額で売り付ける振袖専門店(呉服屋ではない)は淘汰されるべき。