オランダのロッテルダム裁判所が、テロ組織フェト(フェトフッラー派テロ組織・パラレル国家構造)メンバーが「謀反者」および「テロ組織メンバー」と呼ばれることは合法であるとする判決を下した。

同裁判所によって下された判決では、サバフ紙が2年前に伝えた報道でロッテルダムが元市議会議員およびテロ組織フェトのメンバーであるトゥラン・ヤズルに対して起こした不問証明裁判でヤズルに関して「謀反者」および「テロ組織メンバー」と表現したことは合法的であるとされた。

判決では、表現の自由と報道の自由は重要な基本的権利であると強調され、同紙は社会が何も知らされないでいないために社会に影響を与える事柄に関して批判的および刺激的な表現を使用することができると述べられた。

ヤズルがテロ組織フェトの首謀者から単にインスピレーションを受けただけであるとする主張は不十分であり、テロ組織フェトのメンバーであるとする方向での情報の正確性に関して十分な証拠があると強調された判決では、トルコの最高裁判所がテロ組織フェトをテロ組織として定義していることにより、同紙がこの言葉を使用することに問題もないとされた。

http://www.trt.net.tr/japanese/shi-jie/2019/01/12/orandanocai-pan-suo-terozu-zhi-huetoniguan-surupan-jue-1124086
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