「忘れられる権利」はEU域内限定 ネット情報で司法裁法務官が見解

欧州連合(EU)の最高裁にあたるEU司法裁判所の法務官は10日、個人が望まない情報などをインターネット上の
検索結果から削除するよう要請できる「忘れられる権利」について、適用は原則としてEU域内に限られるとの
見解を示した。第三国での検索は引き続き可能にすることを現時点で認めた形だ。

見解は米IT大手グーグルとフランス当局の訴訟の一環で示された。「忘れられる権利」はEU司法裁が2014年に認めたが、
仏当局はEU域外での検索結果にも適用されるべきだとし、16年に巨額の罰金の支払いをグーグルに命令。
グーグルは域外での情報削除までは求められないとして争っている。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1901/11/news060.html

ITmedia ニュース 産経新聞 2019年01月11日 07時39分