【文化】「青空文庫がやせ細っていく」。著作権保護「70年」、新規作品公開が凍結され対応模索
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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190112-00009104-bengocom-soci
2019年の元日、例年なら著作権保護期間を終えた作家の名前が新たに紹介されているはずの「青空文庫」には、
「Public Domain Locked」という黒いバナーが掲げられた。「青空文庫」はインターネット上で著作権保護期間を終えた作品を中心に
アーカイブ、公開している電子図書館。昨年12月30日に改正著作権法が施行され、著作権保護期間がこれまでより20年長い
「死後70年」へと延長された。その影響を大きく受けたのが、作家の死後50年というタイミングで作品を公開してきた「青空文庫」だった。
今後、20年間は著作権保護期間を終える作家は出現しない。青空文庫も今年著作権が切れる予定だった1968年に死去した作家、
藤田嗣治や村岡花子らの作品の公開を準備していたが、それも公開できるのは20年後となる。
こうした事態を受けて、今後何ができるのか。青空文庫をはじめ著作権保護期間の安易な延長の問題を指摘してきた団体が1月10日、
都内でシンポジウム「著作権延長後の世界で、我われは何をすべきか」を開催。その中で、今後の青空文庫についても話し合われた。
●求められる新たな作品の活用策
シンポジウムでは、基調報告として、有識者で立ち上げた「著作権保護期間の延長問題を考えるフォーラム」(thinkC)の世話人で、
「デジタルアーカイブ学会」理事の福井健策弁護士がこれまでの経緯を解説した。
著作権保護期間の延長は長らく議論がされてきた。2006年に権利者団体が延長を求めてから文化庁が検討を開始。
青空文庫は反対を表明していた。以後、2010年まで文化審議会でも議論が尽くされ、thinkCなどの活動もあって延長を事実上見送った経緯がある。
延長に反対する意見としては、「延長したとしても遺族の収入増加がわずかであること」や、「権利処理の困難化によるビジネスや
二次創作の停滞」などがあった。しかし、2011年になってからTPP(環太平洋パートナーシップ協定)交渉でアメリカが知財条項案を
提案していたことが流出、「死後70年」という延長が再び注目される。
TPPにおける著作権保護期間の延長は国際的な議論となったが、2017年にアメリカがTPPを離脱したことから、一旦は凍結された。
ところが、アメリカ以外で構成するTPP11の関連法として改正著作権法が成立。「死後70年」という保護期間が昨年12月30日から始まった。
福井弁護士は「ここから前向きに何ができるか。作品を死蔵から救うために何ができるかを考えたい」として、
デジタルアーカイブの振興や、絶版など市場で流通していない作品の活用策、パブリックライセンスの普及などを挙げた。
●「うちの空さえ青ければいいという問題ではない」
シンポジウムの中で、青空文庫で活動する翻訳家の大久保ゆうさんが今後の活動について説明した。大久保さんによると、
青空文庫では著作権保護期間内の作品であっても作家の同意があれば、受け入れて公開したり、まだ実証実験段階ではあるものの、
著作権者が不明の孤児作品の扱いも検討したりするという。
大久保さんは、青空文庫の創設者の1人である富田倫生さん(2013年に死去)の言葉である「(パブリック・ドメインは)
天に宝を積み上げるための営みの、出発点」であるとして、「うちの空さえ青ければいいという問題ではないと考えています」と語った。
青空文庫では現在、公開できなくなった20年分の作家リストを掲載している。大久保さんは「パブリック・ドメインだからこそ生まれる自由を
決して忘れてはいけない」とあらためて訴えた。
シンポジウム後半のパネルディスカッションでは、富田さんの妻である晶子さんも登壇。「現在わたくしたちの活動は堅調だが、
20年間の空白があるため、だんだん痩せ細っていくことは容易に想像できる。制約はありながらも、新しいことをしていかなくてはならない」と語った。 才能が無い奴が盗む為に、著作権期間を縮めたがる
これこそ著作権期間を延長した方が、著作者や子孫の為になる根拠 つい最近までシベリウスの遺族に毎年数億円の著作権料が入ってきてたのは
クラシックファンには有名な話
クラシックの定番レパートリーに組み込まれてる大物作曲家では
ストラビンスキーとショスタコーヴィチの著作権がまだ生きてる 著作者法は才能があるもんを保護するための法律
わざわざ無才を保護する法律など作りはしない ξ´・ω・`ξ 「青空文庫のせいで、角川春樹のような天才が活躍できなくなった。
文学の再評価や再活用の邪魔をする青空文庫は、日本文化を枯死させている」とも言えるっ。 ハッピーバースデイの歌も未だに年間数億円の著作料が発生してて誰かが払ってる。
家で歌っても誰も取りに来ないよ! 著作権はせいぜい、本人とその配偶者、その子供だけでいいと思う
孫、親戚にはいらない 既得権益層にとって民の啓蒙ほど邪魔なものはないのよ。 特許に文化的価値はないから
文学や芸術とは比較できないが
初期の特許図面は十分芸術的 版権持ってるところが絶版で殺すから悪い
じゃなきゃ青空文庫なんて要らない
それとももう今は電子書籍で全部だしてんのかな >>402>>407
つーか調べたらアメリカでも日本でももう著作権なさそうだが。。。。
しかし日本語詞にはまだ著作権があるって、クソ面倒だな >>386
青空文庫形式ををそのままリーダーに放り込むのと違って
ちゃんとした位置にトビラが来たりいろいろ整えてあったろ
そのくらい払ってもよかろう
何もしてないの買っちゃったなら間抜けめば〜かば〜か 世代交代は30年、70年保護では遺族や団体の利益は保護しても文化としての価値は途絶える そもそも情報過多社会の中でコンテンツの純粋な財産価値はどんどん低下している
ネットの普及で新聞や雑誌の売上減少は止まらず、
音楽業界の収益構造はCD販売から興行活動やグッズ販売にシフトし、
動画や本は既に定額見放題サービスがたくさん始まっている
そういう時世にあって、死後70年間死蔵だなんてあほらしい話だ 70年封印して
新しいwコンテンツを保護するんだろ
過去の作品の方が面白いってバレたら
もうコンテンツ商売は成立しない >>412
多分期限切れ付近の作品なんて誰も覚えてない社会になるんだろうな >>391
特許の保護期間が発表後20年だからなぁ。
著作権に対してとやかく言われるのはしかたないよ。 >>391
いやまあ長いのは確か。
死んだあとの保護を考えて創作するわけではあるまいに。 >>167
アホか。出版されてないものもいっぱいあるだろうが。 >>1
太宰治→1948年6月19日(39歳没)
20年以上前に著作権法が改正されてたら、太宰治の著作権も2018年12月まで保護されてたんだな >>391
5年は短すぎるが70年はいくらなんでも長い
50年をさらに長くする必要はない そもそも70年とかとなると有名な作品以外で著作の
日付があいまいになるものも多くなると思う
時効と同じような考えでいけば50年でも長すぎるくらいだと思う 忘れられた作家作品を掘り出すのが楽しみだが
そんな物好きほとんど居ない >>402
ハッピーバースデー原曲の著作権はすでに消滅してる なんか会社名義の著作権って発表後50年?くらいと短いけど
これって個人名義で発表したほうが得に見えるけど、会社的には何かメリットあるのかね
まぁ社員名義にしておいて裏切られたら目も当てられないけどさ
契約でどうにかなりそうな気もするが 最近の作家のはつまらなくて読む気しないから俺は困らない >>25
「出版したくない」というのも、著作権者の権利 金がないし場所もないので図書館からの借り出しだけになった
月に20冊くらいかな読むのは 本屋自体が無くなってきたからな
古い作品は電子書籍化急がないと消えるような ちょっと大げさな気もするけどね。
別に遡及法ってわけじゃないし。
まあ、アメリカ参加しないならもとに戻してもいいんじゃないって気はするけど。 権利だけ主張しても技術的に対応できなきゃ無意味だ
マイナー作品は埋もれて忘れ去られ、ヒット作はP2PやWebで割られるw
皮肉な世の中よ >>434
それだな。何十年も前の作品なんて誰も知らなくなる >>434
まあ、漫画だと白土三平や杉浦茂の作品が割れて流れてくる感じかな >>297
知的財産権ってのはそういうもんだろ
特許だっておなじやん
最低限保護してそのあとは社会のために開放する 青空文庫は外国文学をもっと充実させてほしい。
1968年以前に死去した外国人作家と日本人翻訳家はたくさんいると思うけど、日本文学に比べてどうして少ないのかなと疑問に思っている。
外国の著作権も関係するなら1948年以前に死去した作家の作品でも良いので、よろしくお願いします。 >>439
単純に訳者にも著作権が発生するからでしょ。 70年って…
孫どころか、曾孫、玄孫を肥やし、怠け者にしてどうする
著作権の恩恵を享受すべきは、創作活動を支えた伴侶くらいにしとけばいいと思うけどね
子孫は死亡時の遺産を相続すれば、それで充分 >>297
それは知的財産は不動産と違って独占、占有ができないし、利用方法が異なるから。 江戸時代の本を公開しろよ。
「南総里見八犬伝」とか「東海道中膝栗毛」とか。
江戸時代の本なら100%著作権切れだろ。 >>363
著作権保持し続けることに費用もかからないしリスクもないし
いつか一発当てることもあるからもしれないから持ってて損は無いよな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています