日本に住む中国人の女性が上海の警察などを装った詐欺グループに現金1500万円をだまし取られた事件で、警視庁は新たに台湾出身の男を逮捕した。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、台湾出身の葉家榕容疑者。

捜査関係者によると、葉容疑者は仲間の女らと共謀して上海の警察関係者などを装い、中国人の女性に「強制送還を免れるためには、警察関係者に現金を渡す必要がある」などとウソの電話をかけ、現金1500万円をだまし取った疑いが持たれている。

調べに対し、葉容疑者は、「カネは受け取ったが何のカネかは知らなかった」と容疑を否認しているという。

日本に住む中国人を狙った同様の事件は他にも複数確認されていて、警視庁は被害総額は1億円にのぼるとみて調べている。

2019年1月13日 11:39
日テレニュース
http://www.news24.jp/articles/2019/01/13/07414107.html