大熊町で震災後初の餅つき大会
(ふくしま県)

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20190114/6050004042.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

原発事故にともなう避難指示がことしの春一部で解除される見通しの大熊町で、
震災後初めて餅つき大会が開かれ、集まった人たちが8年ぶりにふるさとでつきたての餅を味わいました。

餅つきた大会が開かれたのは、立ち入りが自由にできる居住制限区域の大熊町大川原地区で、
ことしの春避難指示が解除される見通しです。
大熊町で餅つきが行われるのは震災後初めてで、14日は、各地に避難している住民や
町内で復興事業に従事している工事関係者などおよそ150人が集まりました。

会場にはおよそ40キロのもち米が用意され、集まった人たちがかけ声をかけながら
交代できねを振り下ろし、餅をついていきました。
そして、人参や大根などの具材が入っただし汁と一緒に調理して「汁もち」としてふるまわれ、
大熊町の人たちは8年ぶりにふるさとでつきたての餅を味わっていました。

避難先のいわき市から訪れた大熊町の女性は
「震災後初めて会った人もいて、町の人と集まれたのが何よりうれしかった」
と話していました。

大川原1区の宗像宗之行政区長は
「今までできなかった餅つきが8年ぶりに地元で開催でき、本当にうれしい」
と話していました。

01/14 15:33