東京電力の小早川智明社長は15日午前、再稼働を目指す柏崎刈羽原発が立地する新潟県柏崎市を訪れ、桜井雅浩市長と会談した。桜井市長は事故時の避難計画に触れ「再稼働を市民が認めるための条件はまだまだある」と述べた。

 6、7号機は再稼働に必要な国の審査に合格し、東電が安全対策工事を実施中。桜井氏は、再稼働を認める条件の一つとして、1〜5号機の廃炉計画を6月をめどに提出するよう求めている。小早川社長は「6月までに何らかの回答をする。意見交換しながら検討を進めたい」と強調した。

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