軽油と偽って灯油販売　約2600万円脱税の罪問われた会社役員らに判決　名古屋地裁
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「軽油」と偽って灯油を不正に販売し、脱税したなどの罪に問われた石油製品販売会社の役員らに有罪判決です。

　判決によりますと名古屋市中村区の石油製品販売会社「レックス」と、元実質的経営者の清水睦夫被告（74）、役員の岡野薫被告（55）は、愛知県知事の承認を受けずに軽油と偽って灯油を不正に販売し、軽油引取税約2600万円を脱税しました。

　15日の判決で名古屋地裁は「脱税額が高額で犯行の結果は重い」としながらも、「2人は事実を認め反省の態度を示している」などとしました。その上で「レックス」に対し罰金300万円、清水被告に対し懲役1年6カ月・執行猶予4年、岡野被告に対し懲役1年2カ月・執行猶予4年の判決を言い渡しました。

更新時間：2019年1月15日 18:21