中国でシェア自転車各社の苦境が鮮明になっている。経営破綻や資金不足に陥る企業が相次ぎ、2強の一角「ofo(オッフォ)」は海外市場からの撤退を続ける。市場拡大への期待と、保証金を先行獲得できるうまみから一時70社超が乱立したが、今は消耗戦と保証金の返還請求に苦しむ。急成長した中国発のビジネスは「バブル」の終幕を迎えるのも早かった。

「壊れている自転車が多いからあまり利用していない」。上海市内で働く…

2019/1/15 19:30
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40025820V10C19A1FFE000/