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新春恒例の宮中行事「歌会始の儀」が皇居・宮殿で行われた。

2019年のお題は「光」で、4月末に退位を控えた天皇陛下と皇后さまは、歌会始への最後の出席で、長年暮らし、いとしんできた御所の庭の自然について詠まれた。

皇后さまは、年を重ね不安を覚えたときに、夕方の光の中に咲いたバラの美しさに穏やかな喜びを感じたことを、「今しばし 生きなむと思ふ寂光に 園(その)の薔薇(さうび)のみな美しく」と詠まれた。

続いて、陛下は、阪神淡路大震災で亡くなった小学生の名前にちなんだ「はるかのひまわり」の種を御所に植えて、毎年育てながら成長を見守ってきた思いを詠まれた。

「贈られし ひまはりの種は生え揃ひ 葉を広げゆく初夏の光に」。

2020年のお題については、2019年5月の皇太子さまの即位後、発表される。

平成最後の「歌会始の儀」 お題は「光」
カテゴリ:国内
2019年1月16日 水曜 午後0:38
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