沖縄県名護市の名護漁港に停泊していた海上保安庁所有のゴムボートが燃える火災が16日未明にあり、県警が建造物等以外放火の疑いで男を現行犯逮捕したことが捜査関係者への取材で分かった。男は黙秘しているといい、県警は経緯や動機を調べる。

 捜査関係者によると、男は16日未明、名護漁港に停泊していたゴムボート2隻に放火した疑いが持たれている。

 名護市では昨年12月、米軍普天間飛行場(宜野湾市)移設工事に関わるセメント製造会社の重機の鍵穴に接着剤が塗られたり燃料タンクに異物が混入されたりする被害が確認され、県警が関連の有無を調べる。

2019.1.16 10:51
https://www.sankei.com/affairs/news/190116/afr1901160004-n1.html