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2019/01/17(木) 23:18:41.51ID:yG/l9BG+9この食事法なら……人間も惑星も健康に?
2019/01/17 5時間前
ジェイムズ・ギャラガーBBCニュース医療科学担当編集委員
人の命を救い、100億人の胃袋を満たしながら、地球に壊滅的被害を与えないという食事法が作られた。
地球の人口はこれから数十億人単位で増えていく。その食糧をどう確保するかは、科学界にとって長年の課題だ。英医学誌ランセットを中心としたEAT・ランセット委員会に世界各国から参加した研究者37人は、専門分野が農業や気候変動、栄養学などと様々で、2年間の研究成果をこのほど同誌に発表した。
「惑星を健康にする」と提案する食事法は、肉類や乳製品を完全に排除するものではない。しかし、実現するには毎日の食生活を大幅に変更する必要があり、今までほとんど口にしていないものも日常的に食べる必要がある。
EAT・ランセット委員会は研究成果を世界保健機関(WHO)や各国政府に報告し、食生活の変更促進を目指す。
食事のとり方をどう変える?
もしも今は肉を毎日食べているなら、ここが最初の大きな違いだ。赤身肉なら、ハンバーガーを週1回、大きなステーキはひと月に一度が限度になる。
鶏肉や魚は毎週ある程度食べても良いが、その他のたんぱく質は植物からとることになる。
研究チームは、たんぱく源としてたくさんのナッツや豆類を毎日とるよう推奨している。
さらに、皿の上の半分は野菜や果物にすべきだと、あらゆる野菜・果物の消費拡大を勧めているが、じゃがいもなどでんぷん質の多い野菜の摂取は減らすべきだという。
1日に何を食べるのか
この食事法で1日に食べても良いのは、次の通り――。
https://ichef.bbci.co.uk/news/410/cpsprodpb/1A2D/production/_105210760_dailyfood640-nc.png
ナッツ - 50g
豆類 - 75g
魚 - 28g
卵 - 13g (つまり1週間に1つと少し)
肉 - 赤身14gと鶏肉29g
炭水化物 - 全粒粉のパンや玄米は232g、でんぷん質の多い野菜は50g
乳製品 - 250g (牛乳コップ1杯に相当)
野菜 - 300g
果物 - 200g
このほか、糖31グラムと、オリーブオイルなど油50グラムもとって構わない。
(リンク先に続きあり)