JIJI.COM 2019年01月18日18時34分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019011800867&;g=soc

 時事通信の1月の世論調査で、日常生活でよく使うのは元号か西暦かを聞いたところ、
「元号」は54.9%で、「西暦」32.6%を上回った。「どちらとも言えない・分からない」は12.5%だった。
元号表記は公文書や民間の契約書などで多く使用されており、浸透していることがうかがえる。

 世代別に見ると、60歳以上では「元号」と答えた人が64.7%だったのに対し、
「西暦」は21.9%にとどまった。
40、50歳代も「元号」がそれぞれ多かった。
一方、10〜30歳代では「元号」が上回ったものの、4割台で「西暦」と拮抗(きっこう)した。
世代が下がるほど、「西暦」が定着している傾向だった。

 平成は4月30日で終わり、5月1日に新たな元号に変わる。
政府は国民生活への影響を最小限に抑えるため、新元号を改元1カ月前の4月1日に発表し、
官民のシステム改修などの準備に万全を期す考えだ。

 調査は11〜14日に全国の18歳以上の男女2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は62.0%。