郵便局強盗 服役男性側が新証拠提出
更新:2019/01/19 00:21

https://www.mbs.jp/news/kansainews/20190119/GE000000000000026194.shtml
 18年前、兵庫県姫路市で起きた郵便局強盗事件で実刑判決で服役したナイジェリア人男性について、
証拠とされた防犯カメラの映像に改ざんの疑いがあるとして弁護士が新たな証拠を提出しました。

 2001年、姫路市の郵便局に2人組の男が押し入り現金2,300万円が奪われた事件で実刑判決で服役した
ナイジェリア人の男性(42)が無実を訴え裁判のやり直しを求めています。
 当時、証拠の一つとされた防犯カメラの映像について2人組のうち男性とされた方ではない、もう一人の犯人が
目出し帽を脱ぐ瞬間にノイズが入っていて判決では犯人が脱いだものと認定されていました。
 弁護士がアメリカの研究所に映像の修復を依頼したところ犯人が目出し帽を脱いでいなかったことがわかり、
ノイズは人為的に加えられたものとする鑑定結果が出たということです。
 弁護士は新証拠として神戸地裁に提出、今後の審理で争点になる見込みです。