発達障害の悩みに理解を

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20190120/3030001737.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

自閉症など、発達障害の人たちの暮らしや悩みについて理解を深めてもらう催しが掛川市で開かれました。

この催しは、掛川市の発達相談支援センター「のびる〜む」が常葉大学教育学部の協力で行い、
会場には発達障害の人たちの暮らしを疑似体験するコーナーが設けられました。
このうち、発達障害の特徴の1つで、指先などの感覚が鈍い「感覚鈍麻」を体験するコーナーでは、
参加者は手袋をはめて制限時間内に折り紙を折る作業に挑戦しました。

付き添いの人が、しきりに残り時間を知らせたり励ましの言葉を掛けたりすると、
あわてた様子で折り紙を折り、体験した60代の女性は
「声を掛けられることで焦って混乱してしまう気持ちがよく分かりました」
と話していました。

また、自閉症の人たちがコミュニケーションの練習のために使う
「いま一番会いたい人はだれですか」といった質問が書かれたカードを使った
会話ゲームなども行われました。

ボランティアとして参加した常葉大学教育学部の3年生の男性は
「この催しを通して子どもから大人まで多くの人たちに発達障害を理解してもらいたい」
と話していました。

01/20 19:13