2019年1月22日 17時19分
読売新聞

 西日本高速道路の近畿の5路線で通行料が二重徴収されていた問題で、西日本高速は22日、二重徴収は計1万2255件で、総額517万3300円にのぼったと発表した。

 西日本高速は問題を把握していたが、昨年10月に読売新聞が報じるまで公表しておらず、発覚当初は二重徴収を196件としていた。今後、全額を利用者に返還する。

 発表では、二重徴収があったのは昨年4月から同9月末までで、西名阪道5056件、南阪奈道3504件、近畿道2436件、阪和道1344件、堺泉北道1115件(重複あり)。対象者は7604人だった。

 この5路線は高速道路上に料金所があり、ETC(自動料金収受システム)搭載車の利用者が道路上の料金所で現金払いし、ETC出口から出た場合、出口でも課金され、二重徴収が起きていた。

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