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2019/01/23(水) 03:14:49.53ID:ta3DWnWQ9東京外為市場ニュース
2019年1月22日 / 18:42 / 23分前更新
ユーロ圏金融・債券市場=スペイン国債利回り6カ月ぶり低水準、国債発行に過去最高の応募
Reuters Staff
[ロンドン 22日 ロイター] -
<金利・債券>
米東部時間12時7分
*先物 清算値 前日比 前営業日終 コード
盤
3カ月物ユーロ 100.31 0.00 100.31
独連邦債2年物 111.92 +0.01 111.91
独連邦債5年物 132.79 +0.10 132.69
独連邦債10年物 164.47 +0.34 164.13
独連邦債30年物 182.38 +1.08 181.30
*現物利回り 現在値 前日比 前営業日終 コード
盤
独連邦債2年物 -0.590 -0.007 -0.583
独連邦債5年物 -0.354 -0.017 -0.337
独連邦債10年物 0.181 -0.026 0.207
独連邦債30年物 0.838 -0.033 0.871
ユーロ圏金融・債券市場では、スペインの国債発行に過去最高の応募があったことを受け、同国の国債利回りが約6カ月ぶりの水準に低下した。
スペインがシンジケート団引き受け方式で実施した10年債の発行には470億ユーロの応募があった。スペイン政府は100億ユーロを調達するとみられている。
これを受け、スペイン10年債利回りは約3ベーシスポイント(bp)低下し1.338%と、約6カ月ぶりの水準に低下した。その後、1.345%近辺にやや戻して取引を終えた。
市場心理の好転はポルトガル国債にも広がり、ポルトガル10年債利回りは1.576%と、2015年3月以来の低水準を付けた。終盤の取引で1.605%まで戻したものの、前日比ではまだ1bp低い水準となる。
JPモルガン・アセットマネジメントの債券ポートフォリオマネジャー、シームス・マック・ゴレイン氏は、利回りスプレッドが拡大していたことでバリュエーションが魅力的になっていたと指摘。「こうしたことを背景に新発債発行が好意的に受け止められた」との見方を示した。
独10年債利回りは2.5bp低下の0.24%。前週18日には0.28%近辺と1カ月ぶりの高水準を付けていた。
ドイツの欧州経済センター(ZEW)が発表した1月の独ZEW景気期待指数はマイナス15.0と、前月のマイナス17.5から改善した。改善は3カ月連続となる。
市場では、経済成長が欧州内外で停滞する中、欧州中央銀行(ECB)は24日の理事会でハト派的なスタンスを崩さないとの見方が大勢となっている。ただプライム・パートナーズの最高投資責任者(CIO)、フランソワ・サバリー氏は、ECBが年末までに利上げに踏み切るとの予想を維持。ユーロ圏短期金融市場ではECBが年末までに現在マイナス0.40%の中銀預金金利を10bp引き上げる確率が約50%であることが織り込まれている。