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学習院女子大で講義される皇太子さま=23日午後、東京都新宿区(代表撮影)

 皇太子さまは23日午後、東京都新宿区の学習院女子大で、「史料と向き合う−40年の研究生活を振り返って−」と題し、学生を相手に講義を行われた。

 皇太子さまは同大で、2003年からほぼ年1回のペースで講義を続け、今回で14回目。
冒頭、「今回でこの講義も最後になると思います」と述べた上で、大学時代以降続けてきた水運史や古文書に関する自身の研究内容や、史料を読み込む重要性について約1時間20分にわたり説明した。

 講義の終わりには、「赤毛のアン」の主人公の「曲がり角を曲がった先に何があるかは分からない。でもきっと一番良いものに違いない」という言葉を引用。
「皆さんも希望を持って学生生活やその後の人生を歩んでいただきたいと思います」とエールを送った。講義は国際文化交流学部の学生と同大大学院生の計133人が聴講した。


皇太子さま、最後の講義=研究生活振り返る−学習院女子大 時事通信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019012301052&;g=soc