※夜の政治スレ

 4月7日投開票の北海道知事選で、立憲民主、国民民主両党道連や連合北海道などによる4者は検討していた国民道連代表の徳永エリ参院議員(57)の擁立を断念した。立憲道連執行部は26日開いた会合で、徳永氏と併せて検討していた旧民主党の石川知裕元衆院議員(45)の擁立を提案したが、異論が相次ぎ、結論は出なかった。

 連合北海道などは徳永氏に打診したが、固辞。徳永氏は26日、「この状況ではまったくない」と札幌市で記者団に述べ、出馬しない意向を示した。

 一方、立憲道連は同日の札幌市の会合で、石川氏の擁立について主に協議。出席者からは「道政奪還に見合う人選が必要」との意見が上がったほか、執行部の選考の遅れへの批判も出た。29日にも立憲道議の緊急議員総会を開く。

 また、国民道連がこの後に同市で開いた会合では、石川氏の擁立を目指す立憲執行部の対応に「このままでいいのか」などと批判が出た。「(候補者を擁立できない)状況を招いた責任を明確にすべきだ」などと懸念も相次いだという。【日下部元美】

毎日新聞 2019年1月27日 11時13分 (最終更新 1月27日 11時14分)
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190127/k00/00m/010/024000c