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インフルエンザ 今月に入り6人死亡 長野県内
2019年1月28日 18時07分

長野県松本市の病院でインフルエンザの集団感染が起きて80代の入院患者2人が死亡するなど、今月に入って長野県内の医療機関や福祉施設で合わせて6人が死亡していたことがわかりました。県は、感染防止を徹底するよう改めて呼びかけています。

このうち松本市の松本協立病院では今月11日以降、入院患者19人と職員35人の合わせて54人がA型インフルエンザと診断され、今月25日に80代の入院患者の女性が、28日未明に、80代の入院患者の男性が死亡しました。ほかの職員と入院患者は、快方に向かっているということです。

松本協立病院の佐野達夫病院長は記者会見で「亡くなった患者さまのご冥福をお祈りするとともに、他の患者さまやご家族にご心配をかけていることをおわび申し上げます」と述べました。

長野県によりますと、別の医療機関でインフルエンザと診断された入院患者1人が死亡したほか、高齢者や障害者が入所する3つの福祉施設で集団感染が起きて3人が死亡していて、インフルエンザと診断された後、今月に入って合わせて6人が死亡したということです。

長野県はインフルエンザの感染拡大を防ぐため、医療機関や福祉施設に対し、手洗いの徹底や、患者や入所者が頻繁に触れるドアノブの消毒などを徹底するよう改めて呼びかけています。