多額万引き犯に執行猶予付の判決

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20190129/5030003114.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

長崎市のドラッグストアなどで、健康食品などおよそ47万円相当を万引きしたとして
窃盗の罪に問われた男に対し、長崎地方裁判所は執行猶予のついた有罪判決を言い渡しました。

東京・江戸川区の無職、増田賢謹被告(34)は、平成27年12月、
長崎市のドラッグストアで健康食品など71点を万引きしたほか、
長崎市の別の店舗や宇都宮市の店舗でも同様の万引きを繰り返し、合わせておよそ47万円相当を
万引きしたとして窃盗の罪に問われています。

これまでの裁判で、検察側は、増田被告が共犯者とともにバッグの中に金属製の缶を準備し、
その中に商品を入れることで、店の出入り口に設置された防犯ゲートをすり抜ける手口で犯行を重ねていたと指摘していました。

29日の裁判で、小松本卓裁判官は
「店舗から大量に商品を盗み出すことを可能にするために、共犯者の間で役割分担などし、
周到な準備のもとに計画的に行った、非常に悪質な犯行だ」
と指摘しました。
一方で、裁判官は
「増田被告は犯行を素直に認めているほか、店舗との間で示談が成立している」
などとして、懲役2年6か月、執行猶予4年の判決を言い渡しました。

01/29 15:37