夜の政治
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国会 きょうから代表質問 統計不正問題など論戦へ
2019年1月30日 4時08分厚労省不適切調査

国会では、30日から、安倍総理大臣の施政方針演説などに対する各党の代表質問が行われ、厚生労働省の統計不正問題や、消費税率の引き上げなどをめぐって、与野党の論戦が本格的に始まります。

国会では、28日、安倍総理大臣による施政方針演説など政府4演説が行われたのを受け、30日から3日間、各党の代表質問が行われます。

初日の30日は、衆議院本会議で、自民党、立憲民主党、国民民主党が質問することになっています。

自民党は、10月に予定される消費税率の引き上げについて、全世代型の社会保障制度の実現などのために避けて通れないとする一方、経済に影響を与えないよう万全の対応を取るべきだと訴え、政府に説明を求める考えです。

また、厚生労働省の統計不正問題の原因究明を急ぎ、再発の防止や雇用保険などの追加支給を進めるよう求めることにしています。

一方、立憲民主党と国民民主党は統計不正問題で国家の基礎が揺らいでいるとして、影響が及ぶ経済指標などを明らかにするよう迫るとともに、根本厚生労働大臣の罷免を求めるなど、政府の責任を追及する方針です。

また、消費税率の引き上げに伴う軽減税率の導入に反対し、引き上げの凍結などを訴えることにしています。