★金融政策だけで実体経済は良くならない→財政出動が重要


 安倍政権や黒田日銀総裁(その他の多くの政権の有識者)は、
金融緩和(例えば、中央銀行が市場から債券や株を買う)だけで
経済政策は十分だと認識していたために、財政出動が後退してしまった。

 確かに、金融緩和によって、
一部の輸出企業や富裕層は恩恵(円安・株高)を受けたが、
多くの国民はあまり恩恵を受けていない。

 加えて、積極的な財政出動によって、多くの国民にお金を回し、
経済を活性化させて成長させる事が重要なのに、
消費税の増税によって、国民の金回りを更に悪くしてしまった。

これでは実体経済は一向に良くならない。

 金融緩和等の金融政策だけでは、
国民全体への波及効果が弱い事を知ってもらいたい・・・


 今、日本に必要なものは金融緩和ではなく、財政出動。
例えば、消費税を5%以下にするだけでも、随分違うはず。