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香港「春節」前に 正月用飾りなど売る花市にぎわう
2019年1月31日 21時06分

香港では、旧正月の「春節」を前に、正月用の飾りなどを売る花市が開かれ、縁起物などを買い求める人たちでにぎわっています。

新年を旧暦で祝う香港では、来月5日から7日までの「春節」の連休を前に、各地で市が開かれ、日中から夜遅くにかけて大勢の客が訪れています。

このうち、香港島の人気の観光地「ビクトリアパーク」には、鉢植えの花やおもちゃを売る店など、合わせて480の店が並び、家族連れや中国本土からの旅行客でにぎわっています。

香港や中国南部では、正月の縁起物として、きんかんやみかんの木を家や会社に飾る習慣があり、店では買い物客がオレンジ色の小粒の実をたくさんつけた植木を品定めしていました。

会場には、ことしの中国のえとの豚の人形を売る店のほか、活動資金を集めるために政党や政治団体が出した店もあり、雑貨などの売り込みとともに熱心に支持を呼びかけていました。

毎年、来ているという女性は「正月は家族が集まって一緒にごはんを食べ、おしゃべりをして、楽しく健康に過ごしたいです」と話していました。

香港では、去年の秋に中国南部と結ぶ高速鉄道や大橋が相次いで開通した影響で、中国本土からの旅行客が増えていて、ことしの「春節」の前後には去年を上回る人出が見込まれています。

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