渋谷「109」ロゴ刷新 赤の単色やめ「思いを象徴」
2019年2月1日16時15分
https://www.asahi.com/articles/ASM214QMBM21ULFA012.html

 「ギャルの聖地」とされ、平成の流行を発信してきた東京都渋谷区のファッションビル「SHIBUYA109」のロゴマークが、新しく生まれ変わる。2月中旬から取りかえの工事が始まり、開業40周年となる改元直前の4月28日、新しいロゴがお披露目される予定だ。

 新しいロゴはピンクと紫のグラデーションで、これまでの赤単色から刷新。運営会社の担当者は「自ら変化をつくるという思いの象徴だ。次の時代も進化を続けたい」と話す。昨春の公募で寄せられた9537点から選ばれた。

 同ビルは1979年に開業。バブル崩壊後の90年代後半からは女性の若者ファッションに特化し、ショップ店員が「カリスマ店員」として注目を集めた。ただ近年は、衣料通販サイトの台頭などで苦戦が続く。ロゴ刷新後、売り場を大規模にリニューアルすることも計画中という。