0001みつを ★
2019/02/02(土) 08:50:57.19ID:p5tQ1Qn99米大寒波と気候変動の関係は 温暖化はどうなったのか
2019年02月1日
ジャスティン・ロウラット、BBCニュース
アメリカの3分の1が大寒波に見舞われている中、科学者たちは気候変動がどれくらいこの現象に影響を及ぼしているのかを調べている。
いったい地球温暖化はどうなったのか。
それこそ、ドナルド・トランプ米大統領が数日前のツイートで知りたがっていたことだ。
トランプ氏は1月29日、ツイッターに「美しいアメリカ中西部の体感気温がマイナス60度にもなって、史上最低を記録した。これから数日でさらに寒くなるようだ。人間は数分も外にいられない。いったい、地球温暖化はどうなったんだ? 戻ってきてくれ、必要なんだ!」と書き込んだ。
アメリカ中西部が寒い、すごく寒いのは疑いようがない。
国立気象局(NWS)は実に、「肉が凍って骨から外れる」ほどの寒さだと警告している。
アイオワ州のNWSも不用意に外出しないよう警告しており、もし外出するなら「深呼吸を避け、会話も最低限に」するよう呼びかけた。
こうした中、インターネットは雪と氷の画像であふれかえっている。
私のお気に入りはミシガン湖から凍った霧が立ち上がっている動画だ。そして何千人もの人が、熱湯を屋外にまく「ホットウオーター・チャレンジ」に挑戦している。
この男性は、「マイナス50度のシカゴでは熱湯が地面に落ちる前に雪になると聞いた」として、実際に屋外で試している。
しかし私にとっては、屋外で麺とフォークが凍っているこの超現実的な写真が優勝だ。
トランプ大統領は正しいのか?
ではこの厳しい寒波は、地球温暖化が後退している証拠なのだろうか。
残念ながら答えは「ノー」だ。トランプ氏のツイートに対しても、すぐに政府機関が返事をしている。
アメリカ海洋大気庁(NOAA)はツイッターに、「冬に嵐が発生しても、地球温暖化が起きていないという証明にはならない」と書き、海水温の上昇で蒸気が増え、寒波を引き起こす画像を掲載した。
NOAAがツイートした記事には、地球温暖化の進行によって激しい吹雪はむしろ増えるかもしれないという研究結果が示されている。
現在の大寒波の原因は、北極からの旋風「極渦(きょくうず)」によるものだと聞いている人もいるだろう。
「極渦(きょくうず)」とは、毎年冬になると北極点に形成される巨大な空気の渦で、成層圏まで到達する。
北極の非常に冷たい空気を溜め込み、強く循環する風の壁に守られた渦のようなものだ。
米紙ニューヨーク・タイムズが、その仕組みの見事な図解を掲載している。
極渦が崩れると、北極圏外にもその冷たい空気が流れ出す。
それが、今年1月3日に起きたと考えられている。
(リンク先に続きあり)