自民党道連は2日、札幌市内で役員会などを開き、4月の道知事選について協議した。無所属での立候補を表明した鈴木直道夕張市長(37)への推薦を巡り賛否が割れたが、反対派の一部道議が終了後、容認を明言。擁立論がある橋本聖子・党参院議員会長(54)=比例代表=は同日、「党幹部の立場で非常に難しい」と関係者に伝え、鈴木氏一本化の方向が強まった。

5日に国会議員、6日に道議中心の会合を開き、調整する。なお鈴木氏以外が望ましいとの声がある。

 道連は2日、鈴木氏と、道議や市町村長らが推す国土交通省の和泉晶裕北海道局長(57)から考えを聞く場を設けた。和泉氏は事前に不出馬を伝え、欠席。鈴木氏は立候補を表明し、党としての推薦を求めた。

 続いて党北海道ブロック両院議員会と道連役員会が開かれ、橋本氏擁立論を受け「丁寧に対応すべきだ」との意見があり、結論は出なかった。

 道連の長谷川岳会長代行は会合後、「丁寧に一本化に向けた取り組みをしないといけない」と記者団に述べ、橋本氏の意向を聞く考えを明らかにした。和泉氏支持派の藤沢澄雄道議は「鈴木氏擁立の方向性は変わらない。多くの道議は納得すると思う」と語った。

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02/03 07:57 更新
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