ドコモ社長 新料金プランに「端末によっては負担増」
2019年2月1日 19時24分

NTTドコモの吉澤和弘社長は、通信料金と端末の購入代金を分離させる新しい料金プランを始めることで、端末によっては購入のための利用者の負担が増すという見通しを示しました。

NTTドコモは、ことし春ごろに、毎月の通信料金と端末の購入代金を分離して通信料金を2割から4割値下げする新しいプランを始める計画ですが、これまであった端末の購入代金に対する補助がどうなるかが焦点になっています。

これについて、NTTドコモの吉澤社長は、1日の記者会見で「端末の購入に対する補助をやめることはないが過度な補助はしない。お客さんから見た時に端末の値段は高くなる」と述べ、端末によっては購入のための利用者の負担が増すという見通しを示しました。

そのうえで、新しい料金プランが始まれば、4万円以下などの中価格帯の端末を選ぶ利用者が増えていくという見通しを示しました。

通信料金と端末代金の分離は、総務省が携帯各社に導入を義務づける方針を示していて、利用者の負担の軽減につながるのか注目されています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190201/k10011800211000.html