0001さやか ★
2019/02/04(月) 08:10:25.39ID:bIxagpTU9小鳥容疑者が唯一、5人全員の介護に関与していたとされ、県警はほかの入所者が死傷した経緯についても慎重に調べている。
■ 5人全員の介護関与
発表によると、小鳥容疑者は同年8月15日午後2時10分頃、同施設2階の部屋で入所者の女性(当時91歳)に暴行し、肋骨ろっこつ骨折や外傷性血気胸けつききょうなどで全治2か月のけがを負わせた疑い。
県警は小鳥容疑者の認否を明らかにしていない。
女性は同日午後3時頃、自室で胸部などを負傷しているのを巡回中の別の職員に発見された。
女性は一時入院したが、同年10月に自宅で死亡。県警による司法解剖の結果、死因は老衰だった。
同施設では17年7月末〜同8月中旬、入所者の男女3人が相次いで死亡し、女性2人が負傷した。
施設によると、5人が入所していたのは2階の認知症患者の専用棟で、2階出入り口のエレベーターに乗るには職員が暗証番号を入力する必要があり、職員以外に外部からは出入りしづらい仕組みだった。
一方、職員のうち小鳥容疑者だけが5人全ての介護に関わっていたという。
県警は容疑を特定せずに特別捜査本部を設置し、介護記録や防犯カメラ映像を分析し、職員たちを任意で事情聴取。
当時91歳の女性に異変が起きた時間帯に介護に携わっていた職員を絞り込んだ結果、小鳥容疑者が意図的に暴行を加えた疑いが強まったという。
小鳥容疑者は事件発覚直後、施設側から「他の職員が動揺しているので、離れてもらえないか」と求められ、同年8月17日付で「本当は辞めたくないけれど、辞めます」と言い残して退職した。
その直後の読売新聞の取材に対し、「関わっていない」と関与を否定していた。
■ 退職勧められ 「関係ないのに」抗議
介護老人保健施設「それいゆ」で入所者5人の死傷が発覚してから約1年半。
傷害容疑で岐阜県警に逮捕された元介護職員の小鳥容疑者は当時、読売新聞の取材に関与を否定していた。
小鳥容疑者の母親らによると、小鳥容疑者は当時、岐阜県高山市内で母、兄と3人で暮らしていた。
工業高校を卒業後、電器店などに勤めたが、同居していた祖母の介護を機に、介護福祉士の資格を取ろうと、2015年頃から介護の仕事を始めた。
それいゆには16年8月から介護職員として勤務し、認知症の高齢者らを担当。
ある施設幹部は「面接時は、きちょうめんで生真面目な印象を受けた。勤務期間中の施設でのトラブルも把握していない」と振り返る。
小鳥容疑者が死傷した5人全員の介護に関わっていたことから、施設側が小鳥容疑者に退職を勧めた際は、「生活があるので簡単には辞められない。関係ないのに、なぜ辞めないといけないんですか」と強い口調で抗議されたという。
小鳥容疑者は昨年4月、「巻き込まれるのが怖い」と言って名古屋市内に引っ越し、建築関係の会社に就職していた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190203-OYT1T50173/