フリーのITセキュリティーコンサルタントでアマチュア無線家の久保田直己氏が自身のブログで、総務省が予定しているIoT機器への無差別侵入と脆弱性調査について深い考察に基づいた問題点の数々を鋭く指摘し、飴と鞭で沈黙を続けるセキュリティ業界に疑問を投げかけている。

『昨今、いわゆるIoT機器の導入が爆発的に広がり、それらを踏み台にしたサイバー攻撃が相次いでいることから、政府が対策の音頭を取ること自体は何ら不自然なことではない。
しかし、「予想されるIDとパスワード」で実際に機器へのアクセスを実施するというのであれば、それはパスワード攻撃そのものであり、不正アクセス行為になってしまう。』
http://naomikubota.tokyo/blog/illegal_access

久保田直己 ( くぼたなおみ )
東京都 町田市 在住。
企業向けセキュリティソフト会社の老舗である、フィンランド・F-Secureの日本法人・エフセキュア株式会社をはじめ、 外資系IT企業にて、マーケティング部門を歴任。日本スマートフォンセキュリティ協会元理事。2015年12月よりフリー。
1979年、 麻布高校卒。 1983年、東京大学 工学部合成化学科卒。 1985年、 東京大学 工学系大学院 合成化学専門課程 修了。
工学修士。 専門は、 光学活性物質の合成と製薬への応用。第一級 アマチュア無線技士。

画像
http://naomikubota.tokyo/uploads/1/0/2/7/102788422/neonbrand-356967-unsplash_orig.jpg