02月04日 09時02分

県内で働く外国人労働者の数は、去年10月時点で3100人余りとなり、過去最多を更新しました。

青森労働局によりますと、去年10月時点における県内で働く外国人は3137人で、前の年の同じ時期より523人、率にして20%増えました。

外国人労働者の数が増えるのは7年連続で、平成19年に事業所に外国人労働者の届け出が義務づけられて以降、過去最多となりました。

また、外国人を雇用する事業所の数は86か所増えて620か所となり、こちらも過去最多となりました。

国籍別に見ますと、最も多かったのは、ベトナムの1271人で全体の4割を占めているほか、次いで中国が939人、フィリピンが274人などとなっています。

また、就労場所を産業別に見ますと、「製造業」が1569人と全体の50%を占めたほか、「農業・林業」が280人、「卸売業・小売業」で247人などとなっています。
青森労働局は、「深刻な人手不足で外国人労働者を求める企業数が増えていることが背景にあるのではないか。外国人材の受け入れを拡大する新たな制度がことし4月に始まれば、外国人労働者はさらに増えるとみられる」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20190204/6080003773.html