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ビジネス
2019年2月4日 / 12:07 / 8時間前更新
花王、7期連続最高益へ 社長「ベビーおむつは中国戦略転換」
Reuters Staff
[東京 4日 ロイター] - 花王(4452.T)は4日、2019年12月期(国際会計基準)の連結営業利益は前年比8.3%増の2250億円を見込んでいると発表した。中国向けが苦戦したベビー用紙おむつの戦略を見直すなどして、7期連続の過去最高益を目指す。

会見した澤田道隆社長はベビー用紙おむつ戦略について「中国で戦略の大転換を図る。これまで日本でつくった技術は日本で先に出してきたが、今後は中国発の方向に持っていく」と述べ、中国での先行投入も視野に入れていることを明らかにした。「メリーズ」の1ブランド戦略も見直す。

会社の営業利益予想はリフィニティブがまとめたアナリスト17人の予測平均値2279億円とほぼ一致する。

売上高は前年比4.8%増の1兆5800億円を計画している。

志田義寧