買い物客が自ら会計する「セルフレジ」を通さずに商品を万引したとして、仙台南署は5日、盗みの疑いで、韓国籍の会社員宮本忠こと全忠(47)、妻で中国籍の無職田新(36)の両容疑者=ともに仙台市太白区長町7丁目=を逮捕した。

 逮捕容疑は共謀して昨年10月23日午後6時10分ごろ、同区のスーパーマーケットでトイレットペーパーなど22点(計約7000円相当)を盗んだ疑い。南署によると、セルフレジで商品のバーコードを読み取らせなかったり、タッチパネルで実際に購入する商品より安価な野菜などを入力したりしていたとみられる。

 2人が商品を万引しているのを男性店員が目撃。店員が近づくと、商品を置いて逃げたという。全容疑者は同店で複数回、同様の盗みをしたと供述しており、南署は裏付けを進める。

2019年02月06日水曜日
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