https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190206/k10011806191000.html

ドン・キホーテ運営会社 海外店舗200店に拡大目指す
2019年2月6日 18時42分

ディスカウントストア大手「ドン・キホーテ」を運営する会社は、今後、東南アジアとアメリカでの出店を加速させ、海外の店舗数を現在の5倍のおよそ200店舗に拡大する方針を明らかにしました。

これは、ドンキホーテホールディングスから今月、社名を変更したパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの大原孝治社長が、6日の決算発表の会見で明らかにしました。

それによりますと、今後、海外での出店について、東南アジアでは現在、シンガポール国内の3店舗から地域全体で100店舗程度に、アメリカでは現在の38店舗から100店舗程度にそれぞれ増やす方針です。

これによって全体の売り上げに占める海外事業の割合を現在の1割程度から3割程度にまで引き上げることを目指すということです。

海外でもネット通販の市場が拡大していますが、会社では店内で飲食できる「イートイン」を強化するなど、店舗ならではの魅力で客を呼び込みたいとしています。

大原社長は会見で「今回の社名変更には日本のみならず、環太平洋地域を制覇するくらいの気持ちで打って出ていくという決意がある」と述べました。