警察庁は7日、昨年1年間に懲戒処分を受けた警察官と警察職員は全国で257人だったと発表した。前年に比べて3人減ったが、逮捕者は12人増えて73人だった。

 処分理由で最も多かったのは「異性関係」の94人(前年比11人増)で、このうち酒席で女性警察官の体を触るなどの「セクハラ」と「盗撮」がともに19人、「強制わいせつ」が15人と続いた。

 「交通事故・違反」は36人で前年より4人減ったが、飲酒運転が23人に上った。
他に「窃盗・詐欺・横領など」が55人、部下へのパワーハラスメントを含む「勤務規律違反など」が13人だった。
処分を受けた人の年齢は10代と20代を合わせると98人で、全体の約4割を占めた。【内橋寿明】

2/7(木) 10:55配信 毎日新聞
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