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ブラジル 名門サッカーチームの練習施設で火災 選手ら10人死亡
2019年2月9日 1時51分サッカー

ブラジルのリオデジャネイロを拠点とする名門サッカーチーム「フラメンゴ」の練習施設で8日、火災があり、ユースチームに所属していたサッカー選手など10人が死亡しました。

ブラジルのリオデジャネイロ郊外にある、サッカーチーム「フラメンゴ」の練習施設で現地時間の8日朝5時ごろ、火災がありました。
通報を受けて消防が駆けつけましたが、これまでに火災発生当時、就寝中だったと見られる、ユースチームのサッカー選手ら10人の死亡が確認されました。
また10代の選手3人が病院で手当てを受けているということです。

フラメンゴは、リオデジャネイロを拠点に1895年に設立され国内リーグで6回優勝した、ブラジルサッカーの名門チームです。
これまでにサッカーの日本代表監督を務めたジーコ氏や、スペイン1部のバルセロナで活躍した元ブラジル代表のロナウジーニョ選手なども所属していました。

フラメンゴは当面、公式戦を中止するほか、ブラジルのサッカー協会は今週末の公式戦で、試合前に亡くなった選手たちを追悼して黙とうをささげると発表しました。

火災が起きたトレーニング施設には宿泊施設も併設されていて、ユースチームが使用する施設は老朽化が指摘されていたと言うことです。

ジーコ氏はインスタグラムで「彼らには、輝ける未来があったはずだ。本当に悲劇だ」とコメントしています。