カナダ東部ケベックシティーのモスク(イスラム礼拝所)で2017年1月に起きた銃乱射事件で、ケベックシティーの裁判所は8日、第1級殺人などの罪に問われたアレクサンドル・ビソネット被告(29)に終身刑を言い渡した。

 カナダの公共放送CBCなどが報じた。少なくとも35年間は仮釈放が認められない。

 事件では6人が死亡。判事は犯行について、「計画的で卑劣」と非難し、「人種やイスラム教徒の移民に対する心の底からの憎悪を動機とする犯罪だった」と認定した。カナダに死刑はなく、検察は150年間仮釈放を認めないよう求めていた。 

2/9(土) 7:33
時事通信

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