ビラの内容(1/3)
 
この大学はこのままでいいのだろうか?
我々の生活が危ない!

竹中氏の過悪、その一つは大規模な規制緩和である。
特に2003年の労働者派遣法の改悪がこの国にもたらしたものは大きい。
それまで限定されていた業種が大幅に拡大されることで、
この国には非正規雇用者が増大したのである。
「正社員をなくせばいい」や「若者には貧しくなる自由がある」といった発言は、
当時の世論を騒がせた。

しかしながら、この男まるで反省の素振りを見せない。

「朝まで生テレビ!」という番組では、
自らの政策の肝であったトリクルダウン(お金持ちが富むことでその富が貧しい者にも浸透するという理論)について、
「あり得ない」というある種開き直ったかのような発言をしており、
まるで自分がやった責任について無自覚なようだ。


また、昨年可決された高度プロフェッショナル制度については、
「個人的には、結果的に(対象が)拡大していくことを期待している」
などという驚くべき思惑を公言している。

つまり、初めは限定的なものだからという理由で可決された労働者派遣法が、
今これほどまでに対象を拡大したように、高度プロフェッショナル制度は、
今後とも更なる拡大が予想されるのである。

無論、我々も例外ではない。
労働者はこれから一層使い捨てにされることになるのだ!!