2/11(月) 19:01配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190211-00010002-jij-pol

 「亥(い)年選挙」と呼ばれる政治決戦に向けて、通常国会の与野党論戦がスタートしたが、国会召集直前に勃発した立憲民主と国民民主両党の「数」をめぐる主導権争いが、国会での与党攻撃に水を差しかねない状況だ。

参院の野党第1会派をめぐり、1月24日に国民が自由党、立憲が社民党と、それぞれ統一会派を相次いで結成したからだ。

 第1会派を狙う国民の動きにすぐさま立憲が対抗したものだが、政界では「国民からは『蝸牛角上(かぎゅうかくじょう)の争い=小さな者同士のつまらない争い=』にしか見えない」(自民党幹部)との冷笑が広がる。

 先行したのは国民の玉木雄一郎代表で、24日午前に自由の小沢一郎代表と「将来の合流」を視野に統一会派結成で合意した。それまで国民の参院会派は23人で、参院4人の自由が加われば立憲の25人を超えるとの計算からだ。

 しかし、立憲もすかさず社民党(参院2人)との統一会派結成で対抗して、計27人で並んだ。さらに、国民からの離党を表明した議員の立憲入党で第1会派を維持する流れだが、国民が同議員の離党を認めないなど、前代未聞の“泥仕合”を展開した。

以下ソース