クジラ追い込み漁を止めるよう提訴、動物愛護団体 和歌山地裁
2019.2.14 11:24

和歌山県太地(たいじ)町で行われている追い込み漁をめぐり、動物愛護団体代表が、
クジラやイルカが「苦痛の多い方法」で殺害されているのは動物愛護法に違反しているなどとして、
和歌山県知事や県を相手に、漁の許可取り消しを求める訴えを和歌山地裁に起こしたことが14日、分かった。

日本が国際捕鯨委員会(IWC)からの脱退を決め、1月下旬にロンドンの市民団体が
「日本の商業捕鯨に反対するため、東京五輪をボイコットせよ」と呼びかける抗議デモを実施。
反捕鯨運動が高まりを見せる中、今回の動きもすでに英国やオーストラリアの主要メディアが報じており、
注目を浴びそうだ。

産経ニュース
https://www.sankei.com/west/news/190214/wst1902140024-n1.html
和歌山県太地町の追い込み漁の停止を求めて、和歌山地裁に訴えを起こした
動物愛護団体のメンバーら=14日午前、東京・日本外国特派員協会
https://www.sankei.com/images/news/190214/wst1902140024-p1.jpg