高知県四万十(しまんと)市のホビー店に、アニメ・ゲームのキャラのひな飾りが登場した。

なんともイカツイひな飾りかと思いきや、よくよく見てみると「北斗の拳」のキャラクターたちがひな壇に勢揃いしている。

見慣れていないとちょっといびつな気もするが、次第にいつものひな人形より取っ付きやすく感じられてくるから不思議だ。Jタウンネット編集部は制作した海洋堂ホビー館四万十に話を聞いてみた。

■「海洋堂だったらフィギュア」

 「みなさん、写真を撮ったり笑ったりしていますね」

お客さんの反応についてこう話してくれたのは、ひな飾りの制作に携わったスタッフの伊藤美緒さん。「海洋堂だったらフィギュア」ということ、でフィギュアを使ったひな飾りを作ることにしたという。

フィギュアに手作りの着物を着せ、きちんと座らせてみたところ、いつもと違うひな人形にお客さんからも好評だそうだ。

 「男女のペアで服が着せられて、目も動かせて、表情もつけられる」
 「女の人が3人揃っている」

といった選定基準を経て、数ある作品の中から登壇するキャラが選ばれた。

「トイ・ストーリー」「新世紀エヴァンゲリオン」「よつばと!」「モンスターハンター」「北斗の拳」、そして高知県生まれのマスコットキャラ「カツオ人間」といったキャラクターが勢揃いしたひな壇も併せて展示されている。

今回のイベントは、去年から参加することになった四万十川流域で開催されている「四万十街道ひなまつり」にあわせて企画された「ホビー館deひなまつり」の一環。フィギュアひな壇が展示されるほか、ひな人形に色を付ける体験教室も開催される。

ちなみに、北斗の拳バージョンのひな壇は、3月9日から開催される「海洋堂ホビー館四万十7周年×北斗の拳35周年特別展 北斗の拳フィギュア列伝」というイベントに先立ち、展示されているものだそう。
 
 「(期間中は)着物を追加していきたいとも思っています。ひなまつりと言えば、ホビー館を見に行こうと思ってもらえるようになりたいです。自分で小物を作ることなど、フィギュアの楽しみ方をもっと知ってもらえたらと思います」

「ホビー館deひなまつり」は3月4日まで。一風変わったひなまつりの思い出に足を運んでみては。

2019年2月14日 6時0分 Jタウンネット
http://news.livedoor.com/article/detail/16017870/

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