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老人ホームでインフル集団感染 91歳女性死亡 秋田
2019年2月15日 19時38分インフルエンザ

秋田市の特別養護老人ホームで、先月末から13日にかけて、インフルエンザの集団感染が発生し、このうち91歳女性が肺炎で死亡しました。

秋田市の特別養護老人ホーム「金寿園」によりますと、先月末から13日にかけて、入所者22人と職員19人の合わせて41人がA型インフルエンザに感染し、このうち、91歳女性が肺炎のため、15日未明に死亡しました。

施設は「医師や保健所からは直接の死因はインフルエンザではないと聞いているが、体調の悪化につながったことは否定できない」としています。

この施設では今月、入所している80代女性もインフルエンザに感染したあと死亡しています。

一方、ほかの入所者や職員の症状は回復していて、14日以降、新たに感染した人もいないということです。

金寿園の長谷川正美施設長は「感染を広げ申し訳ありません。1日も早く事態の収束を図りたい」と話しています。

秋田県では、去年12月から今月にかけて、特別養護老人ホームや病院などでインフルエンザの集団感染が相次いでいて、県によりますと、死亡したのは、15日の女性を含めて14人にのぼっています