消費者庁は15日、女児(当時4歳)の膣(ちつ)内にスポンジ製の玩具が入り、摘出手術を受ける事故があったと発表した。同庁によると、恐竜などの形をしたスポンジの玩具は、ゼラチンのカプセル(長さ約24ミリ、直径約8ミリ)に収められ、カプセルが溶けると膨らむ。玩具によって大きさが異なるが縦約33ミリ、横42ミリ、厚さ約8ミリになるものもあるという。

保護者への聞き取り調査によると、女児は入浴の際、玩具で遊んでいた。保護者が女児の下着に血液が付いているのに気づき、複数の医療機関を受診。不調が確認されてから約4か月後、磁気共鳴画像装置(MRI)検査で異物が見つかった。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20190216-OYT1T50103/