>>743
[ 垂仁紀 ]

・ツヌガアラシトが自国の半島のカラ国にいたときの話

一に云はく、初め都怒我阿羅斯等、國に有りし時、
黄牛に田器を負せて、田舍に將往く。黄牛、忽に失る。
則ち迹の尋にこれを覓ぐ。跡、一郡家の中に留れり。
時に一の老夫有りて曰はく、「汝の求むる牛は、
此の郡家の中に入れり。然るに郡公等曰はく、
『牛の所負せたる物に由りてこれを推れば、
必ず殺し食はむと設る。若し其の主覓め至らば、
則ち物を以て償ふのみ。』 即ち殺して食むなり。



朝鮮半島では2000年前近くから普通に牛を殺して食べてた
魏志倭人伝の世界とは別世界