生徒「宇宙は何もない状態から始まったのですか?」
先生「そうです。宇宙は、『無』から始まったのです」
生徒「よく解りません。なんで、何もないのに宇宙が出来るのですか?だって、何もないのでしょ。無から有が出来る訳ないじゃないですか」
先生「漁師、いや量子物理学の世界では『無』であっても、素粒子が生成と消滅を繰り返している考えられています、それを『ゆらぎ』と呼んでいます」
生徒「・・・、何だかよく解りません」
先生「大丈夫、大人になれば解るようになります!!で、その『ゆらぎ』から、いわゆる『トンネル効果』によって宇宙が生まれたと考えられます」
生徒「・・・、『トンネル効果』って何ですか?」
先生「トンネル効果とは、とても薄いエネルギーの壁を素粒子がすり抜ける現象をいいます」