防衛省が自衛隊のサイバー防衛隊の隊員を急速に養成するため、
民間の超一流技術者の技能を活用したOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング
=職場内訓練)の手法を導入することが17日、分かった。
現行で110人態勢のサイバー防衛隊は中朝露の部隊に比べ桁違いで少なく、
人材拡充と能力向上を急ピッチで進める狙いがある。技術者を派遣する
民間専門業者との契約を今夏に交わし、来春からOJTを始める方針だ。

 陸海空3自衛隊の統合部隊であるサイバー防衛隊のほか、3自衛隊
それぞれの情報通信ネットワークの監視と防護を担う部隊に計約300人の
隊員がいる。効率的な運用に向け3自衛隊の部隊をサイバー防衛隊に
統合することも検討する。


産経新聞(2019.2.17)
https://special.sankei.com/a/politics/article/20190217/0001.html?_ga=2.62521647.22270137.1550387649-915004351.1547204316