無病息災願う「裸参り」

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20190217/6010003089.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

無病息災を願い、水を浴びたあと走って神社に参拝する上小阿仁村の「裸参り」が、
16日夜から17日未明にかけて行われました。

「裸参り」は、上小阿仁村の沖田面集落に、300年以上前から伝わる伝統行事です。
上小阿仁村は、高齢化率がおよそ54パーセントと県内で最も高く、
地元では参加者を広く募っていて、ことしは首都圏から訪れた人を含めておよそ20人の男女が参加しました。

氷点下の冷え込みの中、16日夜はまず、男性は下帯姿、女性は長じゅばん姿になり、冷水を浴びて身を清めました。
そして、午前0時前になると「クンジ」と呼ばれるわらぐつを履き、
1キロあまり離れた友倉神社を目指して走り出しました。
参加した人たちは、白い息を吐きながら雪が積もる道や上り坂を走り、
最後は100段あまりの石段を駆け上がって神社に到着すると、地元の人たちと一緒に無病息災を願っていました。

5回目の参加だという埼玉県の50歳の男性は、
「真冬の夜に走ると、身が清められる気がします。体が持つかぎり、参加したいです」
と話していました。

02/17 16:25