大阪府教育庁は大阪府内の公立小中学校で、携帯電話やスマートフォンの持ち込みを今年4月から解禁する方針を明らかにした。

携帯電話やスマートフォンの持ち込みは、これまで国が禁止の方針を示している。しかし、大阪府では去年6月の大阪北部地震をきっかけに、保護者から緊急連絡のため、子どもに携帯電話を持たせたいという要望が相次ぎ、今回、都道府県としては初めて解禁を決めた。

ルールとして、使えるのは、災害の時や身に危険が迫った、緊急の時のみとし、普段、学校ではカバンにしまっておくことが条件となっている。

その上で、子どもに携帯電話を持たせるかは保護者の判断とし、ルールが守れない場合は学校が携帯電話を預かり、保護者に直接返すとしている。

大阪府としては4月から携帯電話の持ち込みを解禁するが、最終的に認めるかは各学校の判断に委ねる方針。

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