2/19(火) 22:37配信
埼玉新聞


 5年以上にわたり生活保護費約1400万円を不正に受給していたとして、埼玉県の新座署は18日、詐欺の疑いで、富士見市山室、建築業の男(68)を逮捕した。

 逮捕容疑は2012年5月から17年7月の間、新座市野火止の市役所内の市福祉事務所で、建築業の収入があるにもかかわらず、無収入などと記載した収入申告書を提出し、生活保護費計約1424万円をだまし取った疑い。

 同署によると、11年ごろに病気を患って入院するなどし、同事務所に生活保護を申請。毎月平均約12〜13万円の保護費を受け取っていた。17年2月ごろ、男が稼働している情報があり、同事務所が毎月20万円〜30万円の収入を得ていることを確認した。

 同年8月、事務所職員が男が居住していた市内の借家を訪ねたところ、転居していることが判明。同事務所は18年10月、詐欺容疑で男を告訴した。男は「生活保護費と収入があれば、楽に生活できるのでやった」などと供述しているという。

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